びわの葉温熱療法

びわ温灸は東洋医学的な作用も加わるので効力が高く、特に良性の病気や痛みを伴う病気、比較的軽い症状には非常に効果的です。

 もちろん慢性の病気や難しい病気にもよく効きますが、この場合はびわ温灸だけでなく、玄米食による食養など他の自然療法を併用することをお勧めします。
慢性の病気や難しい病気は「病気の根」が非常に強く、症状や病変があるところは単なる「枝葉」にすぎません。「生活習慣病」という言葉もあるように、こうした病気は毎日の暮らし方や生き方の悪いところが長い間に蓄積して病気の土台になっているのです。

 もちろんアレルギー体質や糖尿病体質、がん体質など、生まれつきの体質が関係していることもありますが、そうした遺伝的要素も毎日の生活状態によって大きく左右されます。
たとえばアトピー性皮膚炎や花粉症の原因になる体質は、その人の家系が受け継いできたと考えられますが、実際にこれらの病気が急増したのは、急速に都市部が広がって生活環境と食生活が激変したこの20~30年のことにすぎません。


 それ以前はアトピー性皮膚炎や花粉症はほとんど見られませんでした。たとえ遺伝でアレルギーの素因を受け継いでいても、毎日の生活がアレルギーを招くような内容でなければアトピー性皮膚炎や花粉症にはならないのです。
 これは糖尿病体質やがん体質などもみな同じで、遺伝的な要素があっても毎日の生活がきちんとしていれば発病する恐れはあまりありません。
ですから、治りにくい病気は生まれつきの体質より毎日の生活で生じた「病気の根」、つまり病気を招くような不自然な生き方で作られた不健康な体質と心のひずみが最大の問題で、健康になるためにはそれを根本から改める必要があります。

 ところが現代医学の場合は体の悪いところ、つまり病気の「枝葉」を治療対象にするので、使う薬も特定の症状や病状だけに効くものが中心になります。
 こうした薬は一時的に病気を抑えるのに役立ちますが、慢性病の「根」となっている不健康な体質を変える働きはないのでいつまでも完治しません。
たとえ食事療法や運動療法を併用して生活を改めても、病気をコントロールするのが目的で、全治させることはできません。
 病気が全治しないので強い薬を死ぬまで飲み続けなければならず、肝臓や腎臓にも大きな負担がかかります。

 これに対してびわ温灸の場合は、悪いところだけでなく肝臓や腎臓にも温灸をするのでその機能が回復し、体調が良くなります。
 これにほかの自然療法を上手に併用すれば相乗効果が得られるうえ、体の感受性もよくなるためびわの葉の作用に反応しやすくなり、治療効果がさらに高まります。
 病気の根になっている不健康な体質が徐々に作り変えていくので、治りにくい慢性病にも大きな効果が期待できます。

※ビワの葉自然療法 望月 研 著より抜粋

日々の生活の中に「びわの葉温熱療法」を取り入れることにより、ご家族皆様の健康維持に活躍されることと存じます。
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